「おい!お前がそんなしててどうするんだよ!ハルカはお前を思って別れたんだろ!」








俺のために……?








「お前がもっと強くなって、ハルカを迎えにいけよ!」










迎えに行く……か。






そうだよな。二度と同じことがないように俺が強くならないと。







「分かった。」












それから俺は、苦手だった英語を覚え芸能活動にも一層力を入れた。




ハルカの話題をかき消すように頑張った。






何度か告白もされたが断った。







俺にはハルカしかいないから。