「だから自信もって。そして、いつかは瑠樺だってことも世間にバレる。その時の心の準備、しといた方がいいよ」










「うん。ありがとう。そしてごめんね」










ハルカにはユウが泣いているように見えた。









ユウは強い。だけど、弱い。












私も、ユウのこと好きだよ、友達として……。
















その日の夕方は事務所で気を失う寸前までダンスをした。








全てのことを1度忘れ、自分とだけ向き合うために。







一時したあと、水筒の隣においてあった携帯がなる。











「もしもし」









『もしもし、百香だけど』










「うん、どうしたの?」










『インターネットのニュースみた!凄いことになってるみたいだけど』