やがて、春がやってきて
柚月はツーシンセーというものに入った。

日曜日だけ、ガッコウというところにトーコーしているらしい。

ガッコウというところにいく前の日の柚月はなぜかピリピリしている。

しょーがないなあ。

僕は柚月の前で寝転んでお腹を見せた

ほーら、さわっていいぞ

猫のおなかをさわれるなんて特別なことなんだからな
 
「猫っていいよねー、のんきで」

柚月は苦笑いしながら僕のおなかをなでる。

柚月はガッコウというところに行く日以外は
僕が遊んでやったり
なんと、部屋から出て家のリビングのソファに座ってベンキョーをしていることも増えた。

ママはホッとした顔をしている。

ある日、ソファに座ってスマホというものをさわってるときがあった
青の画面に緑色の吹き出しが見える「ライン」がなんとか言っていた。

友達とラインというものをしているとママと話しているのを聞いた

僕によく分からないが、友達がいるのはいいことだな!

僕の心配事が少しへったよ!