「えっ、いやっ……」 『彼氏がいるから入った』なんて、不純な動機だと誤解されたくない。 そう思ったあたしは、慌てて口を開こうとするけれど、 「あー、ごめん。言い方悪かったね。結城くんがいるからっていうのは、下心的な意味じゃなくて……結城くんに協力してあげたかったとか、そういうことなのかなって思って」 もう一度「ごめんね?」と付け足され、あたしは首を横に振りながらホッとする。そして、 「正直ちょっと当たり、です……」 ブラウスのボタンを止めながら、呟くみたいに小さく返事した。