『好き』より先に、キミの『彼女』になりました。



「きゃー!待って待って!」

「みーちゃん、危ないからこっちで遊んで」

「次はボールで遊ぼーぜ!」


子供たちや、幼い子を連れたお母さんの声が絶え間なく聴こえ、目の前には元気に走り回る子供たち。


「俺、公園とか久しぶりに来たわ」


空いていたベンチに腰掛けながら、そう言ったのは結城くん。


「姫乃はよく来んの?」

「ううんっ、あたしも久しぶり……」


問いかけられて、ぶんぶんと首を横に振りながら、結城くんの隣に座る。

周りを見渡して、ちょうど目に入ったのがここだったんだけど……。


学校帰りに寄り道した先が公園って……中学生か!!

自分の提案に心の中でツッコんで、両手で顔を覆う。


高校生になったんだから、本当はカフェとかに立ち寄ってみたかった。
だけど住宅地が広がるこの辺に、カフェなんかなくって……。

そもそも誘うのが遅すぎなんだって……!

もっとちゃんと考えておけば良かったと、肩を落としていると、