『好き』より先に、キミの『彼女』になりました。


「マネージャーのふたり、これからどっちかスコアつけに来てくれる?」


そう声をかけてきたのは、隼人先輩。

さっき控えは主に西川の推薦から選抜したって、先生が言っていた。
つまり、望くんを選んでくれたのは隼人先輩ということになる。

色々あったけど、ちゃんと望くんの努力を見ていてくれて、認めてくれていたことが嬉しい。


「ひめちゃん?」

「あっ、いえ、すみません。あたしはドリンクの準備とかするので、スコアは上山先輩に……」


感謝というか、感動というか、勝手に浸っていたあたしはハッとして、上山先輩にスコアをお願いしようとした。だけど、


「ううん、ドリンクの準備は私がするから、姫乃さんはスコアの方お願い」


上山先輩は、あたしの言葉を遮るように言ってきた。


「えっ、でもっ……」

「いいからいいから。部長、姫乃さん行かせますね」

「わかった。じゃあ、よろしく」


上山先輩に押し切られるがまま、話はトントンとあたしがスコアを取ることに。

ドリンクの準備の方が大変だし、何より上山先輩がスコアを取った方が綺麗で良いと思うんだけど……と、思っていると、