たぶん、絶対、誤解されてる。
望くんにちゃんと話をしようって思ったばかりなのに、こんなの……正直泣きたくなる。
だけど、2年生の先輩達が悪いわけでも、もちろん隼人先輩が悪いわけでもない。
誰かが悪いとすれば、それは自分。
あの時、昨日一緒にいたと告げられた時、望くんから目を背けてしまったあたしが悪い……。
「はあ」と、大きなため息をついてしまいそうになった瞬間、
「──というわけで、今日から正式に復帰させていただきますので、またよろしくお願いします!」
明るい声のすぐ後に、パチパチと拍手の音が響いてハッと前を見る。
すると、サッカー部顧問の先生の横に立った上山先輩が、あたし達に向かって頭を下げていた。
そうだ、今はミーティング中だった。
みんなが集まる一番端に体育座りをしたあたしは、ワンテンポ遅れて慌てて拍手をする。
昨日隼人先輩から話は聞いていたけど、今日から上山先輩が本格復帰。
拍手が鳴り止むと、上山先輩は先生に軽く会釈をして、あたしの横に腰を降ろした。



