「なんでよ?」
「お前が呑み会でやったしょうもないドジ話とか、お前から聞いたつまらん夢の話とか。
笑えていいだろうと思って、彼女に送ってたら。
あなた、私より、その同期のマヌケ女の方がいいんでしょって言われたんだ」
と内藤は言う。
「ちょっと待った」
とあやめは小さく手を上げた。
「私に『同期のマヌケ女』という呼称を最初につけたのは、あんた?
それとも、彼女?」
内藤は沈黙した。
お前か。
「お前が呑み会でやったしょうもないドジ話とか、お前から聞いたつまらん夢の話とか。
笑えていいだろうと思って、彼女に送ってたら。
あなた、私より、その同期のマヌケ女の方がいいんでしょって言われたんだ」
と内藤は言う。
「ちょっと待った」
とあやめは小さく手を上げた。
「私に『同期のマヌケ女』という呼称を最初につけたのは、あんた?
それとも、彼女?」
内藤は沈黙した。
お前か。



