100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「あやめ様、お気に召しましたのなら、脱衣場にドリンク用の冷蔵庫を置いておきますので。

 あとで好きなお飲物をおっしゃってください。
 入れておきます」
と基は無視して、高倉は、あやめにそう言ってくる。

 基は、じゃあ、最初からそうしろよ……という顔をしていた。

「は、はい、ありがとうございます」
と言ったあとで、あやめは、はっ、と気づいて、基を見る。

「もしや、今のもカウントされました……?」

「今のは、高倉が勝手にやったんだろ?
 だが、数えて欲しければ、飲み物一本につき、一個カウントしてやろう」

「け、結構です」
とあやめが言ったとき、高倉が笑って言ってきた。

「じゃあ、私もあやめ様の願い事を100個叶えるので、私のお願いも訊いてくださいますか? あやめ様」」
と。