100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 


 帰宅したあやめに駄菓子をもらったあと、基はあやめを置いて、高倉とともに歩き出した。

 高倉は、
「駄菓子って、なんかうきうきしますよね、基様」
と浮かれたように言ってくる。

「そうか?」
とそっけない返事をすると、

「いらないんなら、ください」
と高倉はこちらに向かい、手を差し出してきた。

 基は沈黙する。

 その様子を見て、ちょっと笑った高倉は、休憩室に駄菓子を持っていくと言って、そのまま行こうとした。

「高倉」
「はい?」
と高倉が足を止め、振り返る。