あやめは基についてテラスから庭に出た。
手入れの行き届いたイングリッシュガーデンだ。
吐く息が白いなーと思いながら、あやめは言った。
「寒いですねー。
今年はこのまま暖冬かと思ってましたけど。
やっぱり寒くなりましたね」
と空を見上げる。
今日はやけに星が綺麗に見えると思ったら、月がなかった。
「明日も晴れですかね?」
とあやめが澄み切った夜空を見上げて笑うと、基は、
「何処ぞの気象予報士みたいなこと言うなよ」
と屋敷の中を振り返りながら、ちょっと嫌そうに言ったあとで、
「あやめ。
そんな薄いコートを着てるのは、俺を誘ってるのか?」
と言ってきた。
「え」
なにをどのように、とあやめは思う。
手入れの行き届いたイングリッシュガーデンだ。
吐く息が白いなーと思いながら、あやめは言った。
「寒いですねー。
今年はこのまま暖冬かと思ってましたけど。
やっぱり寒くなりましたね」
と空を見上げる。
今日はやけに星が綺麗に見えると思ったら、月がなかった。
「明日も晴れですかね?」
とあやめが澄み切った夜空を見上げて笑うと、基は、
「何処ぞの気象予報士みたいなこと言うなよ」
と屋敷の中を振り返りながら、ちょっと嫌そうに言ったあとで、
「あやめ。
そんな薄いコートを着てるのは、俺を誘ってるのか?」
と言ってきた。
「え」
なにをどのように、とあやめは思う。



