「いや、お前がいいと言ったんじゃないか、基」
と相当呑んでいるようなのに、ちっとも酔っていないように見える万次郎が言う。
は? と基が訊き返す。
「お前は小さいときから気難しくて」
そこで、ぷっとあやめは笑ってしまう。
「だが、そのお前が、あやめさんと遊ばせたときだけ、機嫌がよかったんだ。
お前が珍しく、小さい子と遊んでいたから気に入ったんだろうと思って」
「あやめ、お前も基くんに遊んでもらって、喜んでたじゃないか」
と栄作が言う。
「待ってください。
そのとき、私は何歳ですか」
老人二人は顔を見合わせ、
「……四ヶ月くらいじゃないか?」
と言う。
それ、なんだかわからないけど、おにいちゃんに遊んでもらって、だあだあ言ってただけですよね……。
と相当呑んでいるようなのに、ちっとも酔っていないように見える万次郎が言う。
は? と基が訊き返す。
「お前は小さいときから気難しくて」
そこで、ぷっとあやめは笑ってしまう。
「だが、そのお前が、あやめさんと遊ばせたときだけ、機嫌がよかったんだ。
お前が珍しく、小さい子と遊んでいたから気に入ったんだろうと思って」
「あやめ、お前も基くんに遊んでもらって、喜んでたじゃないか」
と栄作が言う。
「待ってください。
そのとき、私は何歳ですか」
老人二人は顔を見合わせ、
「……四ヶ月くらいじゃないか?」
と言う。
それ、なんだかわからないけど、おにいちゃんに遊んでもらって、だあだあ言ってただけですよね……。



