「やっぱり、車載カメラつけるかっ?」
と怒鳴られたが、あやめは前方を見て、
「和田さんっ」
と叫ぶ。
「……和田さん?」
と基も前を見た。
暗がりに、ヘッドライトに照らされた、かなりマヌケな顔つきの大型犬がいた。
あやめたちの車に向かい、尻尾を振っている。
「和田さん……また、リードを外して」
とあやめは苦笑いした。
「何処の犬だ」
「母方の従姉妹んちの犬です。
この近くなんで。
あのときの犬、結局、従姉妹が飼ってるんです」
「ああ、あの、大根とワカメと一緒に干されていた犬か」
犬は干されてません……。
「で? なんで和田さんだ?」
と怒鳴られたが、あやめは前方を見て、
「和田さんっ」
と叫ぶ。
「……和田さん?」
と基も前を見た。
暗がりに、ヘッドライトに照らされた、かなりマヌケな顔つきの大型犬がいた。
あやめたちの車に向かい、尻尾を振っている。
「和田さん……また、リードを外して」
とあやめは苦笑いした。
「何処の犬だ」
「母方の従姉妹んちの犬です。
この近くなんで。
あのときの犬、結局、従姉妹が飼ってるんです」
「ああ、あの、大根とワカメと一緒に干されていた犬か」
犬は干されてません……。
「で? なんで和田さんだ?」



