「いいえ。
運転交代ですし」
運転するだけでも疲れるし、助手席に乗っているだけでも疲れるが。
程よくかわっていたし。
道の駅や観光地で結構歩いたので、それほどでもない。
「電車やバスだとそうは行かないけど。
車だと、乗っただけで、家に帰ったみたいに、自分だけの空間になるから、ホッとしますよね。
たくさん買い物しても、ポイポイ車に入れられるし」
とすでに買いすぎた感のある土産物の詰まった後部座席を見ると、基が、
「今は家に帰っても、ホッとできないか」
と前を見たまま言ってきた。
「なんでですか」
「自分だけの空間とやらじゃないから」
と言う基に、
「最初は緊張しましたけど。
今はホッとしてますよ。
家に帰るたび、ホッとします。
そのたびに、あそこがもう私の家なんだなって思うんですよ」
と言うと、基は笑った。
運転交代ですし」
運転するだけでも疲れるし、助手席に乗っているだけでも疲れるが。
程よくかわっていたし。
道の駅や観光地で結構歩いたので、それほどでもない。
「電車やバスだとそうは行かないけど。
車だと、乗っただけで、家に帰ったみたいに、自分だけの空間になるから、ホッとしますよね。
たくさん買い物しても、ポイポイ車に入れられるし」
とすでに買いすぎた感のある土産物の詰まった後部座席を見ると、基が、
「今は家に帰っても、ホッとできないか」
と前を見たまま言ってきた。
「なんでですか」
「自分だけの空間とやらじゃないから」
と言う基に、
「最初は緊張しましたけど。
今はホッとしてますよ。
家に帰るたび、ホッとします。
そのたびに、あそこがもう私の家なんだなって思うんですよ」
と言うと、基は笑った。



