だが、正月に遊びに来て、基があやめの実家に挨拶に行く話を聞いた兄がわりの朔馬は、 「あやめ、早まるなっ。 お前の恋は必ずさめるっ! 100パーセント当たるでしょう!」 と動転した。 「あの気象予報士は、なにを予報してるんだ……」 「すみません」 などと言っているうちに、大安吉日、あやめの新しい車が届いた。 何個目の願いの車だったかは、もう思い出せないが。 というか、そもそも願った覚えもないのだが……。