100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 こういう関係になったって、別れることもあるだろうに。

 でも、私も今は、この人と別れることなんて想像もできないけど。

 今は、じゃないか。

 この先もきっと――。

 そう思うあやめに、基は天井を見て言ってくる。

「年末まではちょっと忙しいが、正月明けにでも、ご挨拶に伺おうか」

「え、何処にですか?」

「お前の実家に決まってるだろう。
 ひとつ、気になってることもあるしな」
と言う基の意図を察して、

「ああ……私も気になってます」
とあやめは言った。