こういう関係になったって、別れることもあるだろうに。
でも、私も今は、この人と別れることなんて想像もできないけど。
今は、じゃないか。
この先もきっと――。
そう思うあやめに、基は天井を見て言ってくる。
「年末まではちょっと忙しいが、正月明けにでも、ご挨拶に伺おうか」
「え、何処にですか?」
「お前の実家に決まってるだろう。
ひとつ、気になってることもあるしな」
と言う基の意図を察して、
「ああ……私も気になってます」
とあやめは言った。
でも、私も今は、この人と別れることなんて想像もできないけど。
今は、じゃないか。
この先もきっと――。
そう思うあやめに、基は天井を見て言ってくる。
「年末まではちょっと忙しいが、正月明けにでも、ご挨拶に伺おうか」
「え、何処にですか?」
「お前の実家に決まってるだろう。
ひとつ、気になってることもあるしな」
と言う基の意図を察して、
「ああ……私も気になってます」
とあやめは言った。



