「ともかく、俺はお前の許嫁だ。
お前のすべての初めてを奪う権利は俺にある」
じゃあ、私にもありましたよね……? と思いながらもあやめは言った。
「ありません」
なにっ? と基が見下ろす。
あやめは自分の上にいる基を見返し、言った。
「あなたにその権利があるのは、ただ、私があなたを好きだからです」
「あやめ……」
基はいつの間にか部屋の照明を落としていた。
そういうの手慣れてないでください、嫌なんですけど~と思ったが、切り替えようとしたベッドの頭についている電気がつかないようだった。
お前のすべての初めてを奪う権利は俺にある」
じゃあ、私にもありましたよね……? と思いながらもあやめは言った。
「ありません」
なにっ? と基が見下ろす。
あやめは自分の上にいる基を見返し、言った。
「あなたにその権利があるのは、ただ、私があなたを好きだからです」
「あやめ……」
基はいつの間にか部屋の照明を落としていた。
そういうの手慣れてないでください、嫌なんですけど~と思ったが、切り替えようとしたベッドの頭についている電気がつかないようだった。



