あなたは初めてなんですか?
とは訊くまい、とあやめは思っていた。
俺もお前も初めてだったら、どうにもならんだろうと言われそうだからだ。
いや、ケモノなんて教わらなくてもなんとかなってるじゃないですか。
……ねえ?
ベッドに寝かされたあやめは、基を見上げ、思っていた。
専務。
いろいろあなたの過去を考えると、イライラしてきてしまいます。
これは、嫉妬というやつなんでしょうか。
「専務」
たまらず口に出して呼びかけると、なんだ、と基がこちらを見る。
「あなたの初めても私がよかったです」
基が黙る。
とは訊くまい、とあやめは思っていた。
俺もお前も初めてだったら、どうにもならんだろうと言われそうだからだ。
いや、ケモノなんて教わらなくてもなんとかなってるじゃないですか。
……ねえ?
ベッドに寝かされたあやめは、基を見上げ、思っていた。
専務。
いろいろあなたの過去を考えると、イライラしてきてしまいます。
これは、嫉妬というやつなんでしょうか。
「専務」
たまらず口に出して呼びかけると、なんだ、と基がこちらを見る。
「あなたの初めても私がよかったです」
基が黙る。



