100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「最初の3個は本気じゃなかったわけですよね。

 100-3は……

 ……たくさん?」

「お前は何処の国の人だ」

 呑んでもないのに、酔ってんのか、と基は呆れたように言ったあとで、手を握ってくる。

「少なくとも、俺は97個は本当にお前のために叶えたいと思ったんだ。

 ……まあ、途中で駆け足になりかけたが」

 同じものを100個買おうとしたりしましたもんね、と思いながら、あやめも自分の思いを打ち明けた。

「最初、私は、あなたのその綺麗な顔が苦手でした。

 よく通る声も。

 叱責するときの容赦ない感じも苦手でした。