「なんだと!?
お前はそんなことが理由で俺のプロポーズを受けないというのかっ?
待ってろっ。
今、俺の駄目なところを探してくるからっ」
と基は専務室に戻ろうとしたが、戻ってもどうしようもないと気づいたらしく、その場でとどまり、唸り始めた。
あやめはあやめで椅子に座ったまま、頭を抱え、
「困りましたね、ありませんね~」
と呟いている。
「なんだ、このバカップルは……」
とそこに専務がいるのに、口に出して言ってしまっていた。
そのバカップルの横の戸口では、まだ浜波とワンコがいちゃついている。
全員仕事しろ……と思いながら、内藤は基に言った。
「このどうしようもない感じの女を好きなところが、あなたの駄目なところなんじゃないですかね……?」
「困りましたねー」
とまだ専務の駄目なところが見つけられず、うんうん唸っているあやめを見ながら、内藤は、
明日、彼女に電話しよう……、
と思っていた。
お前はそんなことが理由で俺のプロポーズを受けないというのかっ?
待ってろっ。
今、俺の駄目なところを探してくるからっ」
と基は専務室に戻ろうとしたが、戻ってもどうしようもないと気づいたらしく、その場でとどまり、唸り始めた。
あやめはあやめで椅子に座ったまま、頭を抱え、
「困りましたね、ありませんね~」
と呟いている。
「なんだ、このバカップルは……」
とそこに専務がいるのに、口に出して言ってしまっていた。
そのバカップルの横の戸口では、まだ浜波とワンコがいちゃついている。
全員仕事しろ……と思いながら、内藤は基に言った。
「このどうしようもない感じの女を好きなところが、あなたの駄目なところなんじゃないですかね……?」
「困りましたねー」
とまだ専務の駄目なところが見つけられず、うんうん唸っているあやめを見ながら、内藤は、
明日、彼女に電話しよう……、
と思っていた。



