100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 浜波さんには、なにか今度奢ってあげよう、と残り少なくなってきた酢豚に手を伸ばしかけたとき、あやめは、はた、と気づいた。

「専務。
 もしかして、今、ポーチとかえてくれたの、私の願いにカウントしました……?」

「当たり前だろう」
とこちらを見ずに食べながら基は言う。