まあ、どっちでもいい、と内藤は強いて、そう思おうとした。
別にあやめを本気で好きとかないし。
前の彼女に、よりを戻そうとなかなか言いに行けないのも、別にあやめのせいではない。
今、書類を持っていって、専務をうっかり睨みそうになったのも。
さっき、並んで立っていた二人がサマになりすぎていたせいではないはずだ。
そんなことを考えながら、ずんずん歩いていると、福間に出会った。
「おお、内藤。
何処行くんだ?」
と問われ、
「……何処に行くんだろうな」
と言ってしまう。
勢いに任せて歩いていただけだったからだ。
別にあやめを本気で好きとかないし。
前の彼女に、よりを戻そうとなかなか言いに行けないのも、別にあやめのせいではない。
今、書類を持っていって、専務をうっかり睨みそうになったのも。
さっき、並んで立っていた二人がサマになりすぎていたせいではないはずだ。
そんなことを考えながら、ずんずん歩いていると、福間に出会った。
「おお、内藤。
何処行くんだ?」
と問われ、
「……何処に行くんだろうな」
と言ってしまう。
勢いに任せて歩いていただけだったからだ。



