100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 もう無邪気におとぎ話を読んでいた子どもの頃とは違う。

 大きな願いには、必ず、大きな代償があるはずだ。

 そう思ったあやめは、慌てて、
「結構ですっ」
と言った。

 っていうか、ロウソクの灯りをバックに100個とか言われると、百物語とか始まりそうで怖いんですが……と思っていたのだが。

 基は、
「今度はやり直しはなしと言ったろう」
とつれなく言ってくる。

「でも、100個も願いを叶えてもらうようなことはしていません」
と言うと、

「そうか。
 じゃあ、100個叶えてやるから、俺の言うことを聞け」
と言い出した。

「いや、それ、なんか話すりかわってますよねえ~っ!?」