「昨夜、考えごとをして眠れなかったんだ。
何度、お前のスマホに電話しようと思ったことか」
奇遇ですね。
私も貴方に電話するか迷ってましたよ、と思いながら、あやめはまた、トーストを齧る。
基はその整った、見るからに生真面目そうな顔で、まっすぐあやめの顔を見つめて言ってくる。
「……朝っぱらから持ち出すような話題ではないかもしれないんだが。
あやめ」
はい。
「昨日言っていたクリスマスのイルミネーションは誰と見に行ったんだ」
「おばあちゃんたちとです」
「そうか」
一瞬で終わったな、話題……。
っていうか、妙な前振りをするから、こっちまで緊張して、トーストばかり食べてしまったではないですか。
あやめは仕方なく、残ったプレーンオムレツを食べながら、
「そういえば、うちの小学校、いまだに三角食べを推奨してたんですよねー」
と唐突に言って、
「なんの話だ」
と基に言われた。
何度、お前のスマホに電話しようと思ったことか」
奇遇ですね。
私も貴方に電話するか迷ってましたよ、と思いながら、あやめはまた、トーストを齧る。
基はその整った、見るからに生真面目そうな顔で、まっすぐあやめの顔を見つめて言ってくる。
「……朝っぱらから持ち出すような話題ではないかもしれないんだが。
あやめ」
はい。
「昨日言っていたクリスマスのイルミネーションは誰と見に行ったんだ」
「おばあちゃんたちとです」
「そうか」
一瞬で終わったな、話題……。
っていうか、妙な前振りをするから、こっちまで緊張して、トーストばかり食べてしまったではないですか。
あやめは仕方なく、残ったプレーンオムレツを食べながら、
「そういえば、うちの小学校、いまだに三角食べを推奨してたんですよねー」
と唐突に言って、
「なんの話だ」
と基に言われた。



