100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 



「目が覚めたら、ベッドで寝ていたのですが。
 自分で入ったのでしょうかね?」

 朝食の席、あやめは溶けたバターがよくしみた、中がふわふわのトーストを齧りながら、呟いた。

 昨日、カウンターに突っ伏して寝てしまった気がしたのだが。

 いつの間にか、ちゃんとベッドに入って気持ちよく寝ていたようなのだ。

 高倉はその話を聞いて、
「さあ」
と笑っている。

 そういえば、そろそろ納車のはずだが。

 またひとつ、願いごとが叶ってしまうな、とあやめが思っていると、基がやってきた。

「おはようございます」
と高倉とともに挨拶すると、

「すまん寝過ごした」
と言いながら、基は席に着く。