100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「いやいやいや。
 ちょっと呟いただけじゃないですか」

 なにも叶えてくれなくていいと言いながらも、そんなおかしなことで貴重な3つが減るのはちょっと嫌だと思ってしまった。

「今のはなしでっ」

「じゃあ、『なしで』が、ふたつめな」

「いやいやいやっ。
 それ、おかしいでしょうっ。

 今のふたつはカウントしないでくださいよっ」

「じゃあ、それが3つめの願いだな」
と融通のきかない基が言う。

「わかった。
 その願いを聞き入れて、1からやり直そう。
 
 ちなみに、一度言った願いをもう一度言うことはできないからな。

 さあ、お前の望みを言え」

 ということは、1からやり直しは、もうなしなんだな?
とつい、真剣に考えてしまう。

 だが、そのとき、パッとパーティールームが暗くなった。