浜波さんみたいな人には物足らなく感じるかもしれないけど。
専務と手を繋いで、防波堤の近くの道を歩いたとき、なんだかどきどきしてしまったんですよ……。
だが、浜波は本当にもうこの話題に飽きてしまったらしく、
「そんなことより、早く例のイケメン紹介してよ」
と言ってくる。
「ああ、朔ちゃんですか。
いいですけど」
と言いながら、朔ちゃん、今は決まった相手はいないのかな、と思っていた。
いつも決まった相手のいない私と、ちょうど逆のタイプの人なんだが……。
専務と手を繋いで、防波堤の近くの道を歩いたとき、なんだかどきどきしてしまったんですよ……。
だが、浜波は本当にもうこの話題に飽きてしまったらしく、
「そんなことより、早く例のイケメン紹介してよ」
と言ってくる。
「ああ、朔ちゃんですか。
いいですけど」
と言いながら、朔ちゃん、今は決まった相手はいないのかな、と思っていた。
いつも決まった相手のいない私と、ちょうど逆のタイプの人なんだが……。



