100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「おや、あやめ様が布団を跳ね上げてらっしゃる。
 意外と寝相が悪いんですよね」
と言いながら、高倉はひとりあやめの部屋に戻ろうとした。

「待てっ。
 俺が直しに行く。

 っていうか、お前は何故、あやめの寝相が悪いことを知っているっ」
と揉めながら、二人でまた戻った。