100-3は? ~なにもかも秘密な関係~





「あーあ、寝ちゃいましたよ。
 呑ませ過ぎなんじゃないですか?」

「……酒作ってたの、お前だよな」

「まあ、ベッドはすぐそこですから。
 一緒に運びましょう」

 一緒にとは、どうやってだ、と思ったが、高倉は、フロアモップと箒、それに予備の毛布を持って来て、

「これで即席の担架を作りましょう」
と言い出した。

「……お前は本当に何者なんだ」
と言いながら、二人で酔ったまま、何故か担架を作る。

 フロアモップと箒に毛布を巻きつけながら、高倉が笑い出した。

「基様、基様。
 何故、我々は担架を作ってるんでしょうね」

「……お前が言い出したからだ」