100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 



「専務ーっ」
と部屋に戻ったあやめは叫んだ。

 ふう、ゆっくりお風呂に入って、と思いながら、ドアを開けた瞬間、それが目に入ったのだ。

 脱衣場の手前になにかがっ。

 なにかが完成しているっ!

 此処で叫んでも、基には聞こえないと気づいて、スマホで基を呼んだが、電池が切れているのか、繋がらない。

 仕方なく、部屋の内線電話を使った。

 用事を頼むときにかけるゼロ番を押し、
「すみません。
 専務の部屋につないでください」
とあやめが言うと、

「はい。
 こちら、
 電話交換手です。

 一番、お繋ぎいたします~」
と言いながら、高倉が笑う。