「それにしても……。
一応、会社のお土産買ってきてしまいましたが。
なんて言って渡しましょう。
あ、でも、私だけ旅に出たってことで、渡したらいいんですよね?」
と言ったのだが、基が、
「俺も一応、秘書室にだけは買ってきたんだが」
と言い出す。
「いや、それは闇に葬ってください」
と言って、おい、と言われたので、
「では、私のを闇に葬りましょうか」
とあやめは訊いた。
「それはつまり、どちらかのお土産が、我々のお腹にも入るかもしれないということですかね?」
と高倉が言って、給仕の女性が笑う。
だが、基はなんとか二人分の土産を会社に持っていこうとする。
一応、会社のお土産買ってきてしまいましたが。
なんて言って渡しましょう。
あ、でも、私だけ旅に出たってことで、渡したらいいんですよね?」
と言ったのだが、基が、
「俺も一応、秘書室にだけは買ってきたんだが」
と言い出す。
「いや、それは闇に葬ってください」
と言って、おい、と言われたので、
「では、私のを闇に葬りましょうか」
とあやめは訊いた。
「それはつまり、どちらかのお土産が、我々のお腹にも入るかもしれないということですかね?」
と高倉が言って、給仕の女性が笑う。
だが、基はなんとか二人分の土産を会社に持っていこうとする。



