「いいですね。
学生みたいに。
私もそういうデートしそこねたんで。
もうちょっと歩きたいです」
……うん、と言った基と海沿いのコンクリートの上を歩く。
途中で、夜釣りのおじさんと歓談したりしながら。
そして、気がついたら、いつの間にか、基と手を繋いで歩いていた。
この人と出会いたかったな、もっと早く、となんとなく思ってしまう。
中学も高校も大学も、楽しかったけど。
その思い出の中に、本当は、ずっと許嫁だったこの人がいたら、どうだったろうな、と、つい、思ってしまうから。
「此処はいいな」
と夜風に吹かれながら基は言う。
学生みたいに。
私もそういうデートしそこねたんで。
もうちょっと歩きたいです」
……うん、と言った基と海沿いのコンクリートの上を歩く。
途中で、夜釣りのおじさんと歓談したりしながら。
そして、気がついたら、いつの間にか、基と手を繋いで歩いていた。
この人と出会いたかったな、もっと早く、となんとなく思ってしまう。
中学も高校も大学も、楽しかったけど。
その思い出の中に、本当は、ずっと許嫁だったこの人がいたら、どうだったろうな、と、つい、思ってしまうから。
「此処はいいな」
と夜風に吹かれながら基は言う。



