「いやいやいや。
あそこでキスしてたら、もうとっくの昔に付き合ってたんじゃないんですね?」
と言う高倉の悪魔の囁きが聞こえてきた。
だが、今、此処を堪えたら、この先のあやめとの未来が広がる気がする。
「いやいやいや。
今、手篭めにしといた方がいいですよ。
なんだかんだで、あやめ様、モテそうですからねー。
それなのに、警戒心もなく、ぼうっとしてるから、誰かにひょいっと攫われるかもしれないですよ。
今、手を出しておく方が、あやめ様にとっても親切ですよ、親切」
と繰り返す高倉の誘惑をあやめの汚れない……かどうかは知らないが、寝顔を見つめ、振り切った。
……今日の衝動より、あやめとの未来だ。
あやめ、のちのち、俺を褒めてくれ。
だが、今は俺が危険だ、と思いながら、室内を見回す。
あそこでキスしてたら、もうとっくの昔に付き合ってたんじゃないんですね?」
と言う高倉の悪魔の囁きが聞こえてきた。
だが、今、此処を堪えたら、この先のあやめとの未来が広がる気がする。
「いやいやいや。
今、手篭めにしといた方がいいですよ。
なんだかんだで、あやめ様、モテそうですからねー。
それなのに、警戒心もなく、ぼうっとしてるから、誰かにひょいっと攫われるかもしれないですよ。
今、手を出しておく方が、あやめ様にとっても親切ですよ、親切」
と繰り返す高倉の誘惑をあやめの汚れない……かどうかは知らないが、寝顔を見つめ、振り切った。
……今日の衝動より、あやめとの未来だ。
あやめ、のちのち、俺を褒めてくれ。
だが、今は俺が危険だ、と思いながら、室内を見回す。



