なんの飾り気もなく、素で勝負っ、みたいな感じで、無骨な形の氷の上に殻ごと並べられている。
「もう駄目なんじゃないですかね?」
と広い木目調のこたつの上を見ながら、あやめは呟いた。
は?
と向かいに座る基がこちらを見る。
あやめは七輪のカニミソ、茹でられたカニ、その横の生牡蠣を見て苦悩する。
「いけません。
これはいけませんっ。
あさってから仕事ができなくなりますっ」
「……なんでだ」
「こんなものばかり食べてたら、職場で緊張にさらされた日々を送りたくなくなるじゃないですかっ」
とあやめは訴えて、
「俺はお前が緊張しているのを見たことがないが……」
と言われてしまう。
「いやいやいや。
してるんですよ、いつも~」
と弁解しながら、あやめは基が取ってくれたカニを食べる。
「もう駄目なんじゃないですかね?」
と広い木目調のこたつの上を見ながら、あやめは呟いた。
は?
と向かいに座る基がこちらを見る。
あやめは七輪のカニミソ、茹でられたカニ、その横の生牡蠣を見て苦悩する。
「いけません。
これはいけませんっ。
あさってから仕事ができなくなりますっ」
「……なんでだ」
「こんなものばかり食べてたら、職場で緊張にさらされた日々を送りたくなくなるじゃないですかっ」
とあやめは訴えて、
「俺はお前が緊張しているのを見たことがないが……」
と言われてしまう。
「いやいやいや。
してるんですよ、いつも~」
と弁解しながら、あやめは基が取ってくれたカニを食べる。



