「どうした?」
と基が訊いてきた。
「いえ」
と言葉を濁そうとしたが、私のこういうところがよくないんだな、と思い、あやめは口を開いた。
「専務はいつも、何故、突然、クールになるんですか」
ん? と基が見る。
おかしなことを言ったかな、と思いながら、基を見ると、基は、
「そういう訓練をしている」
と言い出した。
「いつ、いかなるときも、感情に流されないように」
だが、そのとき、
「いやあ、ときには流された方がいいと思いますよ」
と声がした。
ん? と見ると、高倉が後ろにいた。
いつからっ!?
と二人は叫び出しそうになる。
「いやあ、いつ、会話に割って入ったらいいのかと」
と笑う高倉に、
「いつでも、よくはないよな……?」
と基が言っていた。
と基が訊いてきた。
「いえ」
と言葉を濁そうとしたが、私のこういうところがよくないんだな、と思い、あやめは口を開いた。
「専務はいつも、何故、突然、クールになるんですか」
ん? と基が見る。
おかしなことを言ったかな、と思いながら、基を見ると、基は、
「そういう訓練をしている」
と言い出した。
「いつ、いかなるときも、感情に流されないように」
だが、そのとき、
「いやあ、ときには流された方がいいと思いますよ」
と声がした。
ん? と見ると、高倉が後ろにいた。
いつからっ!?
と二人は叫び出しそうになる。
「いやあ、いつ、会話に割って入ったらいいのかと」
と笑う高倉に、
「いつでも、よくはないよな……?」
と基が言っていた。



