乗れたことが嬉しくて、思わずあやめは言っていた。
「これなら、なんとか殺せそうですねっ」
「誰を殺すんだ?
乾きものか? 傾奇者か?」
と乗れたあとには、もう冷静になっている基が冷ややかに訊いてくる。
いや……、あなたが振ったんですよね、この話。
「ありがとうございました」
とキャリーバッグを受け取り、二人で息を切らしたまま、空いている席に座った。
「これなら、なんとか殺せそうですねっ」
「誰を殺すんだ?
乾きものか? 傾奇者か?」
と乗れたあとには、もう冷静になっている基が冷ややかに訊いてくる。
いや……、あなたが振ったんですよね、この話。
「ありがとうございました」
とキャリーバッグを受け取り、二人で息を切らしたまま、空いている席に座った。



