100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 だが、やれやれ、と秘書室に戻ろうとしたあやめは、今度は浜波に捕まった。

「あっ、古川っ、さっきのイケメンは?」
と即行、訊かれたので、

「専務室です。
 すぐに叩き出されてきますよ」
と浜波に教えたあとで、

「……っていうか、朔ちゃんなんぞを浜波さんに紹介していいんですかね?

 ものすごい不安なんですけど……」
とまだ後ろで揉めている声を聞きながら、あやめは半笑いで答える。