「神室……。
来週の金曜、ちょっと顔を貸せ」
と果たし合いか、という勢いで、朔馬が言う。
「何故、俺がお前に呼び出されなきゃならん」
「同窓会だよっ」
「同窓会かっ」
専務、そのセリフ、喧嘩口調で言うの、おかしいと思います。
二人とも切り替えれないんだな……とあやめが思ったとき、朔馬が言うのが聞こえてきた。
「あやめっ、神室なんぞの何処がいいんだっ。
イケメンで御曹司。
高学歴、高収入で、専務なだけじゃないかっ」
「……俺でも専務と結婚しますね、それ。
むしろ、すぐになびかなかったのが、すごいかと」
と言う内藤の声と、
「あやめが男にっ!?
誰だ、お前はっ」
と朔馬が叫ぶ声が扉の向こうから聞こえてきた。
昼休みが終わり、内藤が来たので、そっと内藤と立ち位置を替わり、あやめは専務室の外に逃げていたのだ。
来週の金曜、ちょっと顔を貸せ」
と果たし合いか、という勢いで、朔馬が言う。
「何故、俺がお前に呼び出されなきゃならん」
「同窓会だよっ」
「同窓会かっ」
専務、そのセリフ、喧嘩口調で言うの、おかしいと思います。
二人とも切り替えれないんだな……とあやめが思ったとき、朔馬が言うのが聞こえてきた。
「あやめっ、神室なんぞの何処がいいんだっ。
イケメンで御曹司。
高学歴、高収入で、専務なだけじゃないかっ」
「……俺でも専務と結婚しますね、それ。
むしろ、すぐになびかなかったのが、すごいかと」
と言う内藤の声と、
「あやめが男にっ!?
誰だ、お前はっ」
と朔馬が叫ぶ声が扉の向こうから聞こえてきた。
昼休みが終わり、内藤が来たので、そっと内藤と立ち位置を替わり、あやめは専務室の外に逃げていたのだ。



