ってか、この人、産業スパイより厄介そうなんだが、と思いながら、仕方なく専務室の扉をノックした。
お昼、外に出てたはずだから、きっといないよね、と思いながら、
「専務。
お客様です」
と形ばかり言ったつもりが、中から、
「誰だ。
お通ししろ」
と声が聞こえてきてしまった。
……お通ししません、と思っている間に、勝手に朔馬が扉を開けてしまう。
「昼休みだろ。
堅いやりとりしてんなよ」
いや、仕事中なら、もうちょっとちゃんとしてるよ……と思ったとき、基が朔馬を見て、嫌な顔をした。
「大神か。
お通しするな」
もう遅いです、専務、とあやめは朔馬の後ろで固まっていた。
お昼、外に出てたはずだから、きっといないよね、と思いながら、
「専務。
お客様です」
と形ばかり言ったつもりが、中から、
「誰だ。
お通ししろ」
と声が聞こえてきてしまった。
……お通ししません、と思っている間に、勝手に朔馬が扉を開けてしまう。
「昼休みだろ。
堅いやりとりしてんなよ」
いや、仕事中なら、もうちょっとちゃんとしてるよ……と思ったとき、基が朔馬を見て、嫌な顔をした。
「大神か。
お通しするな」
もう遅いです、専務、とあやめは朔馬の後ろで固まっていた。



