100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「ところで、さっきの美女は誰だ。
 見るからに仕事のできそうな凄い美人がいたろ」

「ああ、浜波さん。
 あとで紹介するから、静かにしてて……

 で、なにしに来たの?」

「お前の言った通りだよ。
 神室に会いに来たんだ」

「えっ? なにしにっ?」
と同じ言葉で訊き返してしまったとき、ちょうど扉が開いた。

 専務室のあるフロアに着いたようだ。

「いいから通せ、秘書。
 よくも神室とのこと黙ってやがったな、あやめ」

 いや、秘書としてというのなら、そもそも、こんなアポもない人通せませんよ。