「ぜんぜん驚いてないですけど、専務。
私が来るの知ってたんですか?」
「いいや」
淡々と基は言う。
また、ああそうですか、とあやめは言った。
毎度、なんと返答したらいいのか迷ってしまう感じだからだ。
あやめは今日のメンツは、紗千香ともうひとりくらいしか知らないのだが。
さっきから、遅れてきた基の方を、あっちがよかったとばかりに遠方に座る女子たちが眺めている。
紗千香はお目当てのイケメンがゲットできそうなので、特に興味はないようだったが。
「古川」
「はい」
「お前、俺の横に来い」
「なんでですか」
基はチラと、彼の側に来たそうな女子たちを窺いながら、
「女が苦手だからだ。
側に来たら、めんどくさいじゃないか」
と言い出す。
「……いや、専務、コンパになにしに来たんですか」
私が来るの知ってたんですか?」
「いいや」
淡々と基は言う。
また、ああそうですか、とあやめは言った。
毎度、なんと返答したらいいのか迷ってしまう感じだからだ。
あやめは今日のメンツは、紗千香ともうひとりくらいしか知らないのだが。
さっきから、遅れてきた基の方を、あっちがよかったとばかりに遠方に座る女子たちが眺めている。
紗千香はお目当てのイケメンがゲットできそうなので、特に興味はないようだったが。
「古川」
「はい」
「お前、俺の横に来い」
「なんでですか」
基はチラと、彼の側に来たそうな女子たちを窺いながら、
「女が苦手だからだ。
側に来たら、めんどくさいじゃないか」
と言い出す。
「……いや、専務、コンパになにしに来たんですか」



