「イケメンだとか」
「それも俺のせいじゃないし。
いけないのか」
と問われ、冷静に考えてみた。
「……いや、そこんとこは、いけなくはないんですけどね」
と本音をもらしてしまうと、基は、
「じゃあ、いいじゃないか」
と言ってくる。
「えーと。
あと、冷たそうだとか」
「俺がお前に冷たかったことがあったか」
「いや、まあ、ないんですけど。
雰囲気で――。
ああ、あと、騙されそうだとか」
「婚姻届も家屋敷も通帳も、なにもかもお前に渡そう」
と言ったあとで、基は少し考え、
「……待て。
その場合、俺が騙されてるんじゃないのか?」
と言い出した。
「それも俺のせいじゃないし。
いけないのか」
と問われ、冷静に考えてみた。
「……いや、そこんとこは、いけなくはないんですけどね」
と本音をもらしてしまうと、基は、
「じゃあ、いいじゃないか」
と言ってくる。
「えーと。
あと、冷たそうだとか」
「俺がお前に冷たかったことがあったか」
「いや、まあ、ないんですけど。
雰囲気で――。
ああ、あと、騙されそうだとか」
「婚姻届も家屋敷も通帳も、なにもかもお前に渡そう」
と言ったあとで、基は少し考え、
「……待て。
その場合、俺が騙されてるんじゃないのか?」
と言い出した。



