100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「あやめ。
 俺のことは好きか?」

 何故、好き限定?

 昼間もさっきも、すごく自信なさげだったのに、その訊き方、おかしいだろう、とあやめは思ったが。

 そこは、やっぱり、普段の仕事の即断即決なところが出てしまったのだろう。

「いいえ」

「いいえ?
 なんで嫌いだ?」

「嫌いじゃないです。
 苦手なんです

 様々な複合的な理由により」
とあやめは言う。

「例えば、俺のどんなところがだ?」

「例えば?

 えーと……。

 ……専務だとか?」

「それ、俺のせいなのか……?」