基は、ひとつ溜息をつくと、手を離し、
「やはり、無理だ……」
と呟いて、デスクに戻り、ひとり仕事を始めた。
あのー……
とあやめが見ていると、ようやく気づいたように顔を上げ、
「古川、戻っていいぞ」
と言ってきた。
「……はい」
と返事をし、言われるがまま、部屋を出た。
数歩歩いて、叫びそうになる。
途中で心折れるくらいなら、迫ってくるなーっ!
「やはり、無理だ……」
と呟いて、デスクに戻り、ひとり仕事を始めた。
あのー……
とあやめが見ていると、ようやく気づいたように顔を上げ、
「古川、戻っていいぞ」
と言ってきた。
「……はい」
と返事をし、言われるがまま、部屋を出た。
数歩歩いて、叫びそうになる。
途中で心折れるくらいなら、迫ってくるなーっ!



