100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 基は、ひとつ溜息をつくと、手を離し、
「やはり、無理だ……」
と呟いて、デスクに戻り、ひとり仕事を始めた。

 あのー……
とあやめが見ていると、ようやく気づいたように顔を上げ、

「古川、戻っていいぞ」
と言ってきた。

「……はい」
と返事をし、言われるがまま、部屋を出た。

 数歩歩いて、叫びそうになる。

 途中で心折れるくらいなら、迫ってくるなーっ!