100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 いきなりか。

 っていうか、今、仕事の話からそのまま流れていったぞ、とあやめは思う。

「こ、困ります」
と言うと、

「何故、困る」
と追及される。

「私、そんなつもりじゃなかったんです」

「俺だって、そんなつもりじゃなかった。
 だが、好きになってしまったものは仕方がない」

 いやいやいや。
 そんな義務的な感じに言うような人、本当に私のこと、好きだなんて思えないんですが、
と思ったとき、基が立ち上がったので、あやめは思わず、逃げる。

 仕事中ですよっ、と思いながら、あたふたと辺りを見回した。