100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 窓際のデスクに座る基は、明るい窓の外を見ていた。

 他のビルでも眺めているのだろうかなと思いながら近づくと、基は、こちらを振り向き言ってくる。

「どうだ。
 新しい職場には慣れたか」

「はい。
 皆さんよくして下さるので助かっています」

 そうか、と言う基に、

 なんだ。
 ちゃんと上司らしいことを聞きたかったんだなと安心したとき、

「それで、古川」
と基が呼びかけてきた。

「俺はお前が好きみたいなんだが」