100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 



 昼近くなり、浜波が正気に戻った頃、あやめはガシガシ働いていた。

 浜波と、明日の会議のための資料の読み合わせをしていると、内藤がやってくる。

「おい、専務が呼んでるぞ。
 ……昼が近いからかな」
と余計なことを付け足しながら。

 専務とときどき、お昼に出かけているのを知っているからだろう。

 すると、浜波が見ていた資料を下ろし、嫌味交じりに、
「あらあら、ダーリンがお呼びみたいね、古川さん~」
と言ってくる。

 うん。
 まだ、ご機嫌斜めのようだな。

 一体、昨日のコンパで何があったんだ……と思いながら、あやめが専務室のドアをノックすると、すぐに、

「入れ」
と声がした。