「なによ、あんた、その冷ややかな目。
男がうるさいから、恋人がいるってことにしてるだけよ」
被害妄想ですよ……。
浜波さんのことだから、なんだかお洒落な感じに飼ってるんだろうなーと思ってただけなのに。
「ラブちゃんはね、私が帰ると、お帰り~って一目散に走って飛びついてきてくれるのよ。
しかも、私が帰ってくるとわかるのか、ちゃんと玄関付近でお利口して待っててくれるのよっ」
なんて可愛いのっ、と浜波はどんどん声のトーンを上げていくので、結局、内藤が振り向き、こちらを見た。
だが、すぐに、ああ、例の犬の話、という感じに視線をそらしていたが。
「あんた、人間のイケメンの男なんて、めんどくさいのばっかりよ、専務みたいに~」
はは……。
確かに、と思いながら、
「でも、じゃあ、コンパも行かなきゃいいんじゃ――」
と言いかけたが、
「なに言ってんのよっ。
たまには若い男と飲まなきゃ、お肌の調子が悪くなるでしょっ。
ときめきとうるおいは、犬とは別に必要なのよ。
美貌と若さを保つためにっ。
あんたも気をつけなさいよっ」
と即行、説教される。
男がうるさいから、恋人がいるってことにしてるだけよ」
被害妄想ですよ……。
浜波さんのことだから、なんだかお洒落な感じに飼ってるんだろうなーと思ってただけなのに。
「ラブちゃんはね、私が帰ると、お帰り~って一目散に走って飛びついてきてくれるのよ。
しかも、私が帰ってくるとわかるのか、ちゃんと玄関付近でお利口して待っててくれるのよっ」
なんて可愛いのっ、と浜波はどんどん声のトーンを上げていくので、結局、内藤が振り向き、こちらを見た。
だが、すぐに、ああ、例の犬の話、という感じに視線をそらしていたが。
「あんた、人間のイケメンの男なんて、めんどくさいのばっかりよ、専務みたいに~」
はは……。
確かに、と思いながら、
「でも、じゃあ、コンパも行かなきゃいいんじゃ――」
と言いかけたが、
「なに言ってんのよっ。
たまには若い男と飲まなきゃ、お肌の調子が悪くなるでしょっ。
ときめきとうるおいは、犬とは別に必要なのよ。
美貌と若さを保つためにっ。
あんたも気をつけなさいよっ」
と即行、説教される。



