100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 



 二人で寿司を食べたあと、あやめたちは、駐車場まで動物を眺めて歩いていたが。

 ふと、あやめの目に、今は花のない藤棚が入った。

「そういえば、うちのおばあちゃんとことか、田舎なんで、道路沿いに大根干してるんですけど。
 何故か盗んでく人がいるらしいんですよ」

「干した大根盗んで、なにするんだ?」

「さあ?
 自分でタクアンつけるんですかね?

 従姉妹に聞いたところの話では、干した大根が盗まれ、干したワカメも盗まれ、生きた犬が置いていかれてたそうです」

「最後のはなんだ?
 その生きた犬は、大根とワカメの礼に置いてったのか?」

「さあ?」
とあやめが言うと、

「……なんで、今、大根の話になった?」
と基が訊いてくる。