「でも、美味しいです、此処のお寿司。
特に、いなり寿司が。
いなり寿司といえば、神社の参道近くのお蕎麦屋さんのいなり寿司が好きなんですよね~。
すごく味が染みてて美味しいんですよ。
二個食べたら、胸焼けがするくらい甘辛くて」
「それ、美味いのか……?」
というような会話をした気がするのだが、何故だか、よく覚えていない。
目の前にいるあやめが平日だが、家族連れのいる動物園を見回し、言ってくる。
「今度ゆっくり来たいですねー。
あんまり見る暇なかったから」
……誰と?
誰と動物園に?
俺とか? あやめ。
それとも深い意味もなく、言ってみただけなのか?
そう思ったとき、あやめと近距離で目が合ったので、つい、そらしてしまった。
なんだか負けた気がする……、
と思う基は、そらした弾みで、大きく伸び上がったミーアキャットと目が合ってしまったので、仕方なく、そのまま見つめ合っていた。
特に、いなり寿司が。
いなり寿司といえば、神社の参道近くのお蕎麦屋さんのいなり寿司が好きなんですよね~。
すごく味が染みてて美味しいんですよ。
二個食べたら、胸焼けがするくらい甘辛くて」
「それ、美味いのか……?」
というような会話をした気がするのだが、何故だか、よく覚えていない。
目の前にいるあやめが平日だが、家族連れのいる動物園を見回し、言ってくる。
「今度ゆっくり来たいですねー。
あんまり見る暇なかったから」
……誰と?
誰と動物園に?
俺とか? あやめ。
それとも深い意味もなく、言ってみただけなのか?
そう思ったとき、あやめと近距離で目が合ったので、つい、そらしてしまった。
なんだか負けた気がする……、
と思う基は、そらした弾みで、大きく伸び上がったミーアキャットと目が合ってしまったので、仕方なく、そのまま見つめ合っていた。



